七人の戦士
                      鎖使い クロノス・レアノーク

                    ナギナタ使い ティア・ランドレット

          それぞれ二人には、【ソーサリー】の一員の証のタトゥーが彫られている。


                        クロノスには・・・V


                         ティアには・・Z


               次は、誰を見つけることができるのだろうか・・・・







        七人の戦士  第二話  出会うナンバーは・・・





「クロノスお兄ちゃん!ティアあれ、欲しい!!」
「ん?なになに・・・・?【この町限定のホットドック!ソーフィンナー!!】・・・?」

ティアが店のガラスにべったりとひっついて、先にあるレプリカのホットドックをながめる。
クロノスは、レプリカのホットドックの横に書かれていた文字を読み、しょうがないから買ってあげようと思った。

「高すぎ・・・・1300イム!?ホットドック一個でか!?ティア・・・・もうちょい安かったら買ってあげられるけど、今回は無・・・」
「ティアあれ食べたい!!早く、早く!!」
「だからぁ・・・高いから無・・・」
「クロノスお兄ちゃん!ボケーっとつったってないで早く入ろうよ!!」

ティアが急ぎすぎて、クロノスの話を最後まで聞かなかったので、諦めて店に入った。
中は色々の香ばしい匂いでいっぱいで、ティアはスーッと吸ってその匂いを満喫している。
ティアはもうレジのところでクロノスを待っていた。
はぁ〜っと溜め息をついて、クロノスはティアが待つレジへと足を運ぶ。

「あの、スイマセン。このホットドック一つ下さ・・・」
「あのね、ティアこの町限定のホットドックがいい!!下さいな!」
「ったく・・ティア!!ちゃんと買うから黙ってな」

ティアは早く食べたいという願望でのんびりしているクロノスのことなんか無視してホットドックを注文した。
クロノスがティアの頭をペシペシ叩きながら、怒りを抑えながら言う。

「クスクス・・・はい、ソーフィンナーが一つですね。1309イムになります」
「1309イム・・?あぁ、消費税ね。はい」
「えーっと・・・1309イムちょうど頂きました。このカードを持ってあそこの食堂でお待ち下さい。・・・・あら?あなたたちのタトゥー・・一時間くらい前にこの店に変な・・・よく分からないけど数字のタトゥーを彫っていた子が来たの、なんだか不思議だったから「それはどういう意味なの?」って聞いたら「このタトゥーはソーサリーの一員の証だよ」って言ってた女の子タトゥーと似ているわね。ご知り合いか何か?」
「え!?そ、それ何番のタトゥーだった?」
「え、えっと・・確か・・Wだったと・・・」
「W・・・・クロノスお兄ちゃん、まさか・・・レノお姉ちゃんじゃ・・・!!」


ちょっとテンションが上がっていたティアがようやく真剣になり、クロノスの方を見る。
ティアの真剣な瞳に、クロノスはコクリと頷いて言った。

「あぁ・・・レノだ」
「うわぁ・・・レノお姉ちゃんかぁ・・久しぶりだなぁ・・・!!もう3年も会ってないからなぁ・・・!!あ、早く行かないと後ろの人が迷惑だよ」

クロノスの手を引き、ティア達二人はレジから歩き出した。
少し考え込んでいたクロノスがひょっと顔を上げ、ティアを見る。

「なぁ、レノ・・・ってティアと同時あたりに抜けたんじゃないのか?俺と同じくらいなのか?」
「う〜ん、ティアは・・・最後に抜けたよ。レノお姉ちゃんは一番早かった、クロノスお兄ちゃんが抜けた・・その一週間後に抜けたの。だってクロノスお兄ちゃんとすごく仲良かったじゃない、レノお姉ちゃんと」

妙に大人っぽい喋り方をしながら言うティアにクロノスは「なるほど」と言った。
珍しい、と思う方が正しいだろう。ティアだってもう12歳、ちょっとは大人っぽい喋り方もするだろう。
なんだか、本当はティアは嬉しそうに喜んでいるはずなのに、レノという者が抜けた話しをすると哀しそうに黙る。

「ティア、ほら・・・早く食べてレノに会いに行こうぜ?きっと驚くぞ・・!!『なんでこんなところにクロノスとティアがいるのー!?』ってな」

クロノスはティアと身長を合わせてニシシ、と笑いティアの目の前にほかほかのホットドックを差し出した。
ティアは嬉しそうに差し出したホットドックを受け取り、パクッと一口食べる

「おいしい・・・!クロノスお兄ちゃん!ティア、レノお姉ちゃんの分も買う!お金ちょーだい!!」
「けどなぁ・・・まだレノだって分かってないんだぜ?人違いかもしれないし・・・」

お願い、と言いまくるティアを見ると、今では珍しい両目の色が違うティアの瞳が目に入った。
これは、確か・・オッドアイ・・・ってやつだったかな?とクロノスは考える。
子供が地面に転がって物をねだるのと同じように、ティアもずーっとあきらめない。
すると、急にキリッとなってクロノスをキット見上げる。

「クロノス、お願いします。ティアはレノの喜ぶ顔が見たいのです」
「分ーったよ。しっかし、ティアもな・・いつもそんな風な感じだといいのに。真剣になると、急に大人びて、いつもは〜お兄ちゃん、〜お姉ちゃんって呼んでるのが呼び捨てになるのに」

大人にも見える、ティアの喋り具合にクロノスはため息をついてお金を渡す。
クロノスは、喜んでレジに走っていくティアの背中を見送って椅子に座る。

まぁ・・・友達もろくに出来ぬまま、大人になりそうだから、甘えたいのは分かるけど・・・・いつもあんな感じだったら【ソーサリー】の任務も簡単だったはずなのに・・・・

「何考えてんだ・・・俺・・・。俺には・・・まだ【ソーサリー】の意識がまだ残っているっていうのか・・・・・?」

自分の髪を手でクシャクシャにして、店の外を見る。
自分の瞳には、一人の男の子と二人の女の子三人が遊んでいるのが見えた。

【ソーサリー】に入らなかったら、俺もあんな感じだったのかな・・・・



クロノスが【ソーサリー】に入ったのは、弱冠9歳。
まだ若いティアが7人目として入ったのはティアが10歳のとき。
任務はほとんど暗殺か、犯罪者の捕獲。
自分の手を汚さないために、つけていたグローブがなつかしく思えるが、いやにも思える。
同じ年の、俺の次に入ったレノは・・・・一緒に任務したときは驚いていて、少しの間俺のことを避けていたのを憶えてる。
Tも俺のことに驚いて、スカウトしてよかったと言ったのを聞いたことがある。
俺が普通に暗殺をしていたので、【ソーサリー】以外の小さなグループでは、【金眼の殺し屋】という異名を持っていた。
だから、腹が立った。
だから、俺の・・・・・・






「・・・ノス!!クロノスお兄ちゃん!!」
「・・・あぁ、ティア・・・?ワリ・・・いっちまってた?」
「かなり。昔のこと、思い出しちゃった?」
「まぁな、探しにいくか!(多分)レノを!」
「うん!さぁ出発しよ・・・・」


キィィィィィィィィィィィンっっっ!!!!!


「な・・にこれ・・・?ペンダントが・・何かと・・・共鳴してる・・・・!!!」
「みてぇだな。走るぞ、ティア!!遅れるんじゃねぇぞ!!」

コクリ、と浅く頷くと、二人はすぐに店を出た。
辺りを見ても、ごく普通の人が通るばかり。
ズシン、ズシンとなにか大きな物が歩いてくる音が聞こえ、どんどんこっちに近づいてくるたび、共鳴する音が大きくなっていった。

「うわ・・・でっかい魔物じゃん・・なんでティアのペンダントが魔物と共鳴するの?」
「ティア!見ろ、魔物が俺達と色違いのペンダントをくわえてるぜ!!」
「クロノス、更に町の人が襲われかけてる。どっちにしろ、倒さなきゃいけないってことね」
「ヤベーな、ティアが昔に戻ってきてるな・・・ま、俺も人のこと言えないかな?」
「逃げてください!ティア達が食い止めますから!!」

ティアが必死に町人を逃がすのをそう簡単に魔物が許すわけがない、ティアに体当たりしようとドスドスと走ってきた。
クロノスがダッと店の前から走って、背を向けるティアをかばうように立つ。
手にはバックチェインズが握られている。

「クロノス・・・お兄ちゃん・・・・」
「ん?あぁ、戻ったのか。さぁ、さっさとこいつを倒してしまおうぜ!」
「うん!」

左利きのクロノスはバックチェインズを持ち替えて、ビュっと投げる。
結構の速さだったが、魔物にはじかれ、クロノスは鎖をひっぱりながら、キャッチする。

「ヤベェなぁ・・鎖がきかないし・・・しょうがねぇ、これを使うか!」
「クロノスお兄ちゃん!それが・・・【ティンカー】?」
「・・・・・・なかなかな情報収集だな。これはあまり人には見せない、【ソーサリー】のときの暗殺用だが」

今さっきもいったように、クロノスの仕事を暗殺と犯罪者の捕獲。
犯罪者には鎖がピッタリだが、暗殺にはまったく向かない。
ということで、【ソーサリー】のお偉いさんからもらったのは、連続早撃ち可能の銃、【ティンカー】だった。
クロノスはその銃をすぐにマスターし、早撃ちを可能にした。

「ふぅ〜、ヤベ・・・これ持つと昔の意識が湧いてくんなぁ・・・ま、今回も頼むぜ」


クロノスが、右手には銃、左手にはバックチェインズを持つ。
こういうときのために、両利きにさせたのだ。
本当は、どっちも本当の利き手、左手が命中率が上がるのだが、銃だと左右あまり変わらないので右にしていた。



「(だから・・・【ソーサリー】がこんなにも必要とするんだね。一気に二個の武器を使えるなんて、普通の人なら無理よ。しかし、武の天才的な才能を持つクロノスなら・・・・・・可能とし、戦うのね)」
「ティア!危ねぇッッ!!下がれ!!!」
「え!?わ・・・・」

クロノスの方を見て考え事をしていたせいで、魔物のことなど気にしていなかった。
それに気づいて魔物が、もう寸前まで走ってきていたのだ。
クロノスが走ってももう追いつかない、ティアはもう目を閉じた。

バシィィィっっ!!!

魔物は痛みで叫び、横へと倒れた。
魔物の傷跡を見て、これは鞭を強打したもの。
その鞭を使った少女はビルから飛び降りてきたみたいで、うまく着地した。

「大丈夫!?怪我はない?」
「あ、ありがとう・・・あれ?レ、レノお姉ちゃん!?」
「その甘えっ子口調、その両目が違う色の瞳は・・・ティア!?ティアなの?」
「うん!クロノスお兄ちゃんもいるよ!!」
「よぉ、レノ。3年ぶりらしいな」

彼女の名前は、レノ・ミルフィール。
好き勝手な方向に跳ねている茶髪に深い緑の瞳にランニングにミニスカで左肩にWのタトゥー。
レノはクロノスと同じ年齢で、性格もだいたい似ていた。
彼女は、ドラゴンの鱗でつくられたという「ドラゴンウィップ」を持つ、鞭使いである。

「・・・・クロノス・・・。ティアのバカ!クロノスはまだ戦い向きの仕事してたから許すけど、ティアは違うのよ!?なんで、此処にいたの・・・・?もしも、あたしがビルの上でおにぎり食べてなかったら今頃天国で天使と一緒に雲の上でランデブーだったのよ!?」

わけのわからん例えだが、なんだか説得力があった。
ティアは、レノから目を逸らし、「ごめんなさい」と何回も何回も言っていた。
【ソーサリー】をやっていた頃、ティアはA級犯罪者の捕獲と情報収集を主に担当していた。
レノはAAA(トリプルエー)級犯罪者を捕獲、クロノスは『デッドオアライブ(生死問わず)』のSSS(トリプルエス)級の犯罪者を捕獲(暗殺の方が多い)する任務が多かったので、レノとクロノスは戦い向きだが、ティアは先制した戦い向きであったので、こういうのはあまり慣れていない。

「ま、しょうがないわね。ティアは下がってて、クロノス!!準備はいいわね?」
「はぁ〜、できる限り【ティンカー】使いたくなかったのになぁ・・・・」
「そんな甘ったれたこと言ってたら、クロノスあいつの口の中につっこんであげるから!!」
「いや、遠慮しておく・・・」

クロノスが青ざめた顔をして、遠慮しておいた。
レノの言うことは、本気なのか、冗談なのか・・・よく分からない。
ドラゴンウィップを地面に二発ためしうちをすると、パシッと持って構えた。
命令されるのが大嫌いなレノは、自分の決めたことならば、絶対実行するという性格。
まぁ、戦いが楽になりそうだな・・・そう思ってクロノスも構える。

      静止・・・静かな時間が流れる。
ティアは息を呑み、唾をゴクリ、と音をたて呑み込んだ。
レノとクロノスの殺気が恐ろしい、ティアはその場から動けなかった。


「・・・・・クロノス!!」

レノの叫んだクロノスの名が、戦いの始まりとなった。
クロノスがヒュっとその場から消え、それを見て魔物をうろたえ始めたのを見て、レノは「さっすが♪」と言う。
それに、1m・・いや、2m以上あるレノの【ドラゴンウィップ】の威力は凄まじい。
今さっきためしうちをした所にはコンクリートに地面が綺麗に見えるくらいの穴がスッポリ開いていた。
実は作戦で、クロノスが姿を消して、何処かに消えたと、思わせて動揺したところを突くのがポイント。
だからクロノスは、どっかの路地に座って、レノと魔物の様子を見守るだけだった。
しかし、現状が悪化し、ちょっとヤバイ状態に気付いたので、クロノスが魔物の後ろに姿を現した。

「レノ!ティア・・・!!ほったらかしだぞ!!」
「そんな大きな声でいったら魔物気付いちゃうよ!!ティア、ティーアー!!ダメみたい、ティアちょっとビックリしちゃって、放心状−態・・・みたいな感じ。ちょーっとばかしヤバイね・・」
「ちょっとばかしほどじゃあないと思うけどな・・・」
「ってぇ、やばっ!!クロノスのせいで魔物ティアに気付いちゃったじゃん!!ティア、逃げて!ティアってばッ・・・あー聞こえてないみたい。もうっしょうがないんだからっっ!!」

魔物が放心状態みたいな感じのティアの所へドスドスと走っていった、図体にしては結構すごい。
魔物とティアの間は10mちょっと、ティアとレノの間は19mくらい。
ティアのもとへ走ろうとしたときにはティアと魔物の間は4m、どう走っても間に合わない。
レノが「ティア!」と叫んだときには、もう魔物はティアの目の前。しかし、未だにティアは自分のヤバさに気付いていない。



「てめーは、これでもくわえてやがれっっ!!」



ティアはハッと我に返ると、目の前には誰かが魔物から庇ってくれていることに気付いた。
ポタ・・・ポタ・・・と流れ落ちる血に驚いて、ティアはすぐに見上げ、誰か分かろうとする。



「クロノス!!」



クロノスだった、急いでバックチェインズを構えたのだが少しずれていたせいで、少しだけ右手がかまれていた。
魔物をはじき飛ばして、【ティンカー】を構える、右手が使えなくて、左手がある。
血が鎖の上を流れていくのが見え、その間から銃を撃った。
見事命中、急所とまではいかなかったが、左目を潰すことができた。

「うっひゃぁ・・・すっごい血・・・この戦いに勝っても出血多量で死にそうよ、クロノス」
「まー・・・いてぇしな。で、ティアは無事か?」
「う・・うん、クロノス・・・助けてくれて、ありがとう。怪我したんでしょ?ごめんね、ティアはぼけーっとしてたから」
「まぁ・・あれはボケーっとしてるくらいのレベルじゃないと思う・・けど、ま、無事ならいいや。さ、レノ・・・さっさと倒して俺が出血多量で死ぬのを止めないとな!」
「はいはい〜っと、じゃあ・・・ティアは危ないから下がっててね!!」

カシャカシャと音をたてながらクロノスはバックチェインズをなおしていた、かなり余裕そうで、隙だらけだった。
また、魔物はクロノスにかみついた牙をむき、クロノスの方向へと走っていった。

「な〜んで魔物ってこうバカ正直なんだろーね?クロノス?」

ヒュっと横からレノが出てきて、鞭で思い切り魔物を叩く。
その威力は本当にすごく、魔物がふっとんで転ぶくらいだ。

「そんなこといっちゃ、可哀想なんじゃねーの?それが魔物の習性・・・ってやつかね?」
「あたしは知らないよ、それは情報専門のティアに聞きましょう☆」
「ま、どっちでもいいっしょ。ってことで、さいなら♪」



ガゥン!! ガゥン!! ガゥン!!



狙うは魔物の急所、・・・といっても動けなくなるところなら何処でもいいんだけど。
弾は見事に魔物の心臓を通り、魔物は地震を起こすみたいに、倒れた。
右手を使えないので、左手でやったおかげで命中率が上がったので、うまくあたったのだ。

「はぁ・・・疲れた。久しぶりに【ティンカー】使ったからかな?そーいやードタバタしてて言えなかったな・・・」
「??・・・何が?」
「久しぶりだな、レノ。3年ぶりか・・・・もう、3年も経つんだな・・・」
「うん・・・そうだね・・・、そうだ!二人で旅してるんでしょ?あたしも行く!!」
「本当か!?俺・・・いや、俺たちナンバーズ探してんだ!だから、大歓迎!」


       ワアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!


「な、なに!?」
「レノお姉ちゃん!見て!」

ティアが逃がした町人たちが、屋根の上とかから歓声をあげ、拍手していた。
そのあと続々と町人達がやってきて、歓声の声はどんどん広がっていく。
クロノスは屋根の上にいる人達に手を大きく振ったりして、走り回っていた。
まるで、この世界を破壊しようとしている奴を倒した・・・というほどの歓声だった。

「ティア!!」
「ひゃっ!?な、なに!?」
「なんだか、とっても嬉しい!こんなに嬉しい気持ちになったのは何年ぶりかな?ティアもそう思うでしょ!?」

レノがティアに抱きつき、嬉しい気持ちを伝えた。
ティアは微笑んで、空を見上げる。




・・・・とってもいい天気、今日は快晴だね。




一人でそう呟いて、まだ走り回っているクロノスを見た。
クロノスの金眼が、快晴の太陽を浴び、とても輝いている。















「・・・我が社のフォース・ナンバーズ。V、W、Zを見つけました。応答をお願いします」
「よくやった。必ず連れ戻すんだ、無理はするな。無理であれば行き先だけを伝えてくれ」
「御意、では失礼します」


真っ赤な髪の男、その男はソーサリーの幹部。
クロノスが、見つからないために逃げてきた今までの苦労が水の泡となり、苦しい日々へと変わる。





クロノスは、強く・・・他人を引き下げる力はあるが、逆に敵などにその力を利用されてしまう。
それに気付いたクロノスは身を隠したのに・・・・





  見つかった。





嬉しさで、気を引き締めてなかったせいで、幹部には気付かず、そのまま逃げられてしまった。



クロノスは、まだ気付いていない。






これが、破滅へとつながることを・・・・・・・














    ≒TO BE CONTINUED≒




2002年11月14日(木) 17時59分15秒 公開
■この作品の著作権は遥さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ハイ、2話目です。
っていうか、スッゲー変!?俺って変なのかぁ!?って気分っス。
一話目にレスくれた方々、ありがとうございます。
とっても嬉しかった〜。
    &
要のレノ、登場したよ。
こんな感じでいい?ビッチリ(ぇ)採点して下さい!
では、レス返しでもどうぞ。

ケイスケさん;レスありがとーぅ!!ジェンドの登場はもうちょっとあとだけど、絶対登場させますから!!(当たり前だ)
       これからも頑張って早く書きます!!(時間かかりすぎだから)

要:レス、センキュ〜☆レノ様、登場いたしました。どうですか?いい感じ?
  クロノスが50M走7秒切るってやつね、はじめさ・・・9秒だったんだよね。あとから読み返してみたら「うわ、遅っ!!俺よりも遅いじゃん!!」とか思って即行書き換えました(笑)

穂月:レスあ〜りがと〜(>ー</)ちょっと今回おねだりモード(謎)が入りました。「・・・ティアちゃんつっばしりすぎ」とか読み返して思っちゃいました、アハ☆(アハ☆じゃない)
   これからも読んでくださいね〜。

ユマタチさん:レスありがとうございます。あ、俺のことは呼びタメでいいですから。(ケイスケさんもね☆)
       褒めて(?)くださってありがとうございます。かなり嬉しいです。っていうか照れる・・・。こんな風に見てくれてるんだ・・って気がして照れました。(オイオイ)


レス、また下さい。
嬉しかったです。
では、3話目であいましょう!!

この作品の感想をお寄せください。
キャラは立ってるし、話しも楽しい(?)し。 ビルの上でおにぎり食べてた、彼女に5点(笑 5 ユタマチ ■2002-11-16 10:36:19 k118105.ap.plala.or.jp
まちがえました〜すいません普通のままで投稿!!!いやあはずかしいです!!!! 5 ケイスケ ■2002-11-15 07:51:18 acca1aab185.aic.mesh.ad.jp
ありがとうござます・・変じゃないっすよ僕のと比べると味噌汁とステーキですぜ?(なんじゃそりゃ)期待してまってますって幹部ってだれ?!むっちゃきになります〜 1 ケイスケ ■2002-11-15 07:50:33 acca1aab185.aic.mesh.ad.jp
やっほ〜!穂月で〜す!!ティアのおねだり可愛い〜!!!!(親ばか?)いい感じだなぁ〜。レノも出てきてすごいことになってるし!でも途中で出てきた真っ赤な髪の男が気になる・・・。これからクロノスたちはどうなっちゃうの〜?でわでわ、次回もがんば!! 5 穂月 ■2002-11-14 19:21:04 host-j235.izumo.ne.jp
きゃは☆(キモィ)もしかしてもしかしなくても一番レスですか!?ぎゃふ〜!レノ出てきたよ=vvいい感じダヨ!!天使と一緒に雲の上でランデブーっていうのにかなり笑いました。(>▽<)いやだって笑えるんだもん!!遥の手にかかればどんなヘボイキャラでもあっというまにミラクルパワーで変身だワv(死んどけ)9秒はちと遅すぎですぜ!?(は。  いやボクも8秒では走れますから。(いや聞いてないから。  んでは次回も期待してますよ=vv 5 ■2002-11-14 18:42:03 catv-100-020.tees.ne.jp
合計 21
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